避難所の野菜不足は深刻である。聞けば、パンやお握りなどの炭水化物ばかりの食事だという。
僕は一ヶ月近く、米と醤油だけで暮らしたことがあった。家出していた17歳か18歳のころのこと。
だから、炭水化物だけの食事が、どんなに大変でつらいことか、よくわかるのだ。
身体がだるくなるし、無気力にもなるのだよ。栄養のある食事ができないのって、けっこう心にもダメージなんですよ。
一ヶ月近くぶりで肉野菜炒めを食べた時に、涙が出そうになったのを憶えている。
避難所の野菜不足についての情報は、昨日入った。
それで、何とか気仙沼近郊から配送する方法はないか、ハセさんも僕も探しまわった。
しかし、なかなか見つからない。
気仙沼まで、届くまで数日かかるかも知れないからと、
八百屋さんが配送をいやがるのだ。
まゆさん曰く、探している間に時間が経つから、とにかく京都から送ってしまいましょう、と。
そりゃ、そうだ。
ということで、今日は早速、まさとさんとまひろさんの三人で野菜問屋に行った。
その足で宅急便屋へ行き、気仙沼に野菜を送った。1日も早く、新鮮な内に届いてくれよ〜。頼むぜい。
野菜の内訳は、じゃがいも30kg 、タマネギ 20kg、 大根30kg, 人参10kg。大箱6つぐらいにはなった。
他にも被災地に野菜を送って下さる人が、もっと出て来て欲しいなあ。
宮城で配送ボランティアをしてくれる人も探し続けている。
<写真は、宅急便屋さんの前。着いた時のことを無意識に想像したのか、ちょっと笑顔。>
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