バングラデシュ出発の3日前は、東京の書泉グランデという書店で、ワークショップ&LIVEだった。このため京都から自動車で出発した。
アミナダブ(←バンドの名前)は3人しかいないバンド。なのに使用楽器がいろいろとあり、LIVEしようと思ったら、いろいろな機材を運ばなくてはならない。
というわけで15時には、山のような楽器を神保町にある会場「書泉グランデ」の前に下ろした。
イベント会場は7階。えっちらおっちら、重い楽器を運ぶ。ようするに僕は、ワークショップの講師、LIVE演奏者であり、かつ運び屋もやっているのである。
もしかしたら中には、僕のことを“華やかに多方面で活躍している人”なんて、ちょっと僕にとっては嬉しい誤解をしてくれている人もいるかも知れない。
でも何を隠そう、99%がえっちらおっちら重い楽器を運ぶように地味な、まるで地を這うようなワークの連続なのである。
書泉グランデは趣味人のための大型書店ということで、僕の好きな戦史ものからオタク系のものまで、きめ細かい品揃えをしている。
その上、タオ指圧関連書籍コーナーも作ってくれている。だから僕にしてみたら、実に「ありがとうございます!」という感じなのだ。
「タオ指圧&氣心道」というDVDがある。5年の歳月と大変な予算をかけて創ったものだ。
実は書泉グランデで、自由価格(買う人が価格を決める)で置いてある。なので、東京の方はよろしければ、ぜひどうぞお立寄り下さい、と思う次第である。
DVD「タオ指圧&氣心道」予告編 (さて、どんなんでしょう? クリックすると動画に飛びます)
ワークショップ。時間は1時間半しかない。元来、タオ関連ワークショップは、10数時間やって深部に至る、というディープなもの。
これを1時間半でやるには、電話帳を素手で断ち割るほどの集中力を必要とする。(やったことないけど、一応まあ想像で)しかもユーモアたっぷりでないと、自分もつまんない。
<書泉グランデ・ワークショップ会場>
しかもワークショップ終了15分後には、LIVE演奏。先ほどの自分とはまったく違う存在にならなくてはならない。
ひぇー! まるで自分を根っこまでひっぺがして、別の自分を身に纏うような感じ。始めるまで、精神的にはヒィヒィだ。
終了後、来てくれたアースキャラバンの仲間に楽器の収納を手伝ってもらう。(感謝、TT )書泉グランデの渋谷さんに良い店を教えてもらい、みんなで楽しく摂る遅い夕食。 いや実に安くて良い店でした。渋谷さん、ありがとう!
翌日からは2日間のタオ指圧クラス(10am-5pm)。土曜日の夜は音楽念仏と法話なので、この日は9pmまで続く。
もっとも9pmからは、海外向けの英語の法話をUstreamで放映する。よって、この日のワークが終了するのは、10pm近く。なので、この日もまた居酒屋で遅い夕食を摂る。(←まったく生活なんて、あってないようなもんだな)
火曜日に成田から出発。タイ航空なので、僕の大好きなバンコクに寄港できるのは魅力である。
バングラデシュまで行くと、12万円ぐらいはするのだが今回は違う!タイ航空のマイルが貯まっていたので、燃料代の4万ぐらいで行けるのだ。やった! 正直助かりますねー。
バンコクで数日でも休養できるのがありがたいなー。ふふふ、まさに極楽である。