2016/12/01 Categories: 未分類

 エルサレムで自宅軟禁されているバヌヌから、フェイスブックの友達リクエストが来た。

彼はイスラエルの元核兵器開発エンジニアで、イスラエルの核兵器開発の詳細を、イギリスの新聞に内部告発した人間である。(←勇気あるよなー)

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バヌヌ

その後、バヌヌはイギリスのホテルのバーで美人に誘われてついていったところ、気がついたらローマからイスラエルに向かう船の中で拘束されていたそうだ。

ようするにその美人は、モサド(イスラエルの秘密警察)の諜報員。

彼は色仕掛けに引っかかったのである。(←ああ、男ってバカ!)

 そしてイスラエルで、国家反逆罪か何かの罪状で、18年の獄中生活を強いられる。(←人間の良心に従った結果がこれだ)

 独房での重禁固は11年以上にも及び、これはギネスに認定されているそうである、、、。

 ヴァヌヌは今も尚、エルサレムで自宅軟禁中の身である。アメリカに弟がいるそうで、イスラエルから脱出したがっている。しかし、海外に出ることはできない。

現在も、モサドの監視下にあり、ジャーナリストと会うことは禁止されていおり、実際、ジャーナリストと会った罪で何度か逮捕されている。

(モサドの恐ろしさは、ナチスの秘密警察ゲシュタポに匹敵する。拉致、監禁、暗殺、拷問、なんでもござれである)

 バヌヌは。アムネスティー・インターナショナルより「良心の囚人」として認定された。

ノーベル平和賞の候補にも推薦されていた。ライト・ライブリフッド賞を初め、様々な市民団体や個人からの平和賞も受けている。

 興味深いのは、バヌヌがアル・ハヤト紙で、ケネディ大統領暗殺事件にイスラエルが深く関与していたことを告発したことだ。

ケネディ暗殺は、バヌヌが核開発していたディモナ原子力発電所の視察を恐れたベン=グリオン政権の指示によるものだった、そうだ。

 実はバヌヌとは、以前、密かにメールで2、3度やり取りしたことがあった。しかし会いに行ったことはなかった。

会えば僕もブラックリストに乗り、イスラエル入国が面倒になる可能性を考えたからだ。

 

果たして僕は、バヌヌからのリクエストに応じるべきだろうか?

 どーせ僕は、2、3日経ったら、”保身に走るのはかっこ悪いじゃん”とか一人ごちて、リクエストに応じるだろう。人間としての良心に従った彼の勇気ある行動に敬意を表して、、、。

だけど、2、3日は普通の人の顔みたいに、知らん顔もしてみたい、、、。

 まあ、そんなもんだ。

これで僕も晴れてブラックリスト入りというわけである。なので、これで安心して(←何がだ!)バヌヌに会いに行くことができる。世界の裏の話も色々聞けるに違いない。

(東エルサレムの地下には、近辺にあるすべてのPCにハッキングして、オンラインデータを読み込むことができるセンターがあるそうだ。フェイスブックの友人など、いくら非公開にしても、簡単に見ることができる、とのこと)

 

安倍政権は、イスラエルと軍事協定か何かを結んだようだから、僕は安倍政権にも睨まれるかも知れない。

なので、良い子のみなさんは、僕に近づかないように注意しましょう。

お母さんに「あんな子と遊んじゃいけません」って叱られるかも知れませんよ。