80年代中頃になって、
ようやく市民権を得た「氣や経絡」だったが、
当然、お金儲けの道具にする怪しげなセンセイ方も多かった。
ところで前のブログで、
「今後は、霊的世界についての話が市民権を得る時代が来るだろう」と述べた。
そんな時代においては、これまた当然、怪しげな人(グル)たちが乱立することになる。
なので、老婆心ながら、その時代に備えて注意すべき点を考えてみたい。
実はシンプルな見分け方がある。
それは、誰かを特別なグルに仕立て上げているかどうかだ。
そこに、ヒエラルキーのある人間関係があるかどうかだ。
もちろん、物質を見るのと氣や霊的世界を観るのとでは、
心の尺度が違う。それは事実だ。
しかし、だからと言って、そのような世界を観る人=悟った人とか、
神に近い人とか考えるのは、完全な誤解である。
(僧衣や法衣を着ていることもそうだ)
ところで猿社会には、徹底した厳しいヒエラルキーがある。
そして、人間が霊的に進化するほど、ヒエラルキーなど無くなっていく。
(霊的進化を阻む団体は、ヒエラルキーが厳しい。軍隊や宗教集団など)
だから、「XXセンセイ」という一人のグルを仕立て、
ヒエラルキーを生んでしまったら、
霊的には、猿社会に向かって退歩しているようなものなのだ。
さて、そんなことを前提に僕が明らかにしたいこと。
それは、どのように救われない諸霊を救い、魔を浄化するかということ。
通常、私たち、霊的な問題があれば、『XX先生にお願いして、』と、
すぐに誰かを頼りにしたくなる。
残念ながら、その根性では、
来るべき霊的時代の進化についていけないか、
喰い物にされるかのどちらかである。
来るべき霊的時代においては、
私たちが、自分自身で、諸霊の救済や魔を浄化するための
『回向力(えこうりき)』をつけなくてはならないのだ。
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