僕は、神妙な空気をぶち破ろうとジョークをぶちかました!

僕の知らない内に、

いつに間にかものごとが決まっていることが多い。

 

まあ、それは良い。

僕としては、”インド仏教を世界に繋げ、菩薩の心(利他)を広める

というミッションに1歩でも近づくなら、何でもやったる”

という感じだったから。

 

朝から来たのは、

”あちこち痛みがあるので治療して欲しい”というお姉さん。

 

(霊的なものがいっぱい詰まってるなぁ……。

まあ、日本でも年々増えているけど)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それらを出すので、僕も必死だ。

 

相手が叫び声を上げようがやらなにゃならん。

 

……というわけで、しばし施術。

 

ただ、インドの皆さん、治りはとても良いので、

それだけは本当に救いである。(前にも言ったけど)

 

 

それが終わってからワークショップの場所に行った。

 

…….が、南の国は遅刻が多い。

 

ワークショップの時間になっても、

遅刻して来る人が数名いる。

 

希望の火ワークショップは、目に見えない氣の体感を開き、

それに基づいて進めていくものだ。

 

だから途中参加は不可能である。

 

なぜなら、途中から来た人がいると、

グループ全体の気のレベルが、

その人と同レベルまで下がってしまうからだ。

 

 

だから僕は、”もう始めましょう”という意見には決して同意しなかった。

”30分(だったかな?)までは待ちましょう。

 

それ以降は入れない、と連絡してください”

と伝えた。

 

……..ギリギリまで待ち続けてから法話を始めた。

 

 

最初に話したのは、こうだ。

 

”「人間界でする1日の修行は、浄土でする修行の100年に価する」

と言われています。

 

ところで浄土というのは? 地獄、餓鬼とは?等々….”

 

浄土思想は、ナグプール出身の龍樹が説いていたことなんだけど、

何せインド仏教の方々は、ご存知ないので、その辺から話し始めた。

 

 

そして最後の方で、”時間というのは何でしょうか?

 

それは生命です。

 

決してお金で買えないものです。

 

時間はあなたの生命です。

 

だから、時間は大切ですよね。”

 

と話した。(皆さん、うなづいている)

 

 

そこで、大乗仏教の五戒(五つの決まり/戒律)の中の

「盗むな」について話した。

 

”さて、浄土でする100年の修行にも匹敵する今日、

この日の時間は、大切な修行です。

 

「盗むな」というのは、物だけの話ではありません。

 

目に見えないものも、盗んではいけないのです。

 

 

では、目に見えない大切なものは何でしょうか?

 

 

それは、人の生命である『時間』です。

 

遅刻するということは、

人の生命である『時間』を盗んでいることなのです。”

 

と話した。

 

皆さん、神妙な顔をして聞いていらした。

 

こんな風になって、僕が『説教垂れている状態』というのは、

僕には超苦手である。

 

なので、神妙な空気をぶち破ろうと、そこで、ジョークをかました!

 

「皆さん、盗んで良いものが一つだけあります。

なんでしょう?」

 

皆、首を傾げている……..

 

 

そこで「そこの女性の皆さんたち!

盗んで良いものは、自分の好みの男性の『心』ですよ〜。

 

あなたの魅力で、男性の心を大いに盗んで、奪い取ってくださーい。

 

では、これから、『男性の心を盗む、好意を勝ち取る方法』にも関係する

ワークショップをはじめま〜す!」と宣言し、

皆が笑ったところで、開始した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、以下の映像。

 

これは、気の体感を開いた後、

「仏様のお顔をイメージすることで、

今まで全く体験したことのない、

不思議な空間に自分が入っている」

ことを自身で体験するワーク。

 

その後は、マントラを歌い唱えながら、痛みを取ったり、

人生の問題を好転させる体感に基づいたワーク。

<映像をご覧いただいたらわかるが、

大人も子どもも真剣に祈っている。さすがインド!>

 

最後は、恒例の記念撮影…..

 

子供の参加者がいる場合は、子供に前に出て来てもらって、

気の体感のデモンストレーションを行うようにしている、

 

どこの国でも、子供たちは、例外なく皆、気の体感が素晴らしいから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして午前中のスケジュール(?)は終わった。

 

しかし、何とこの最終日、ここからが本番だったのである!

 

 

 

 

 

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