中国共産党にもの申す ー危機に瀕しているチベットの宗教文化ー

それにしても、まさか自分の名前を、

チベットのテレビが言っているのを

聞く日が来るとは思いませんでした。

 

(人生何が起こるか分からない!)

 

先日、”中国共産党に抗議声明を出して欲しい”との依頼を、

ダライ・ラマ法王東京事務所のアリヤ代表より頂き、

良心に基づいて以下を発表しました。

 

PS

チベットのTVニュースはこちら→(7:29ぐらいから)

 

チベットのマガジンは以下。

Flame of Hope Japan Issues Statement Condemning CCP’s Interference in Tibetan Religious Issues

  

 

 

中国共産党によるチベット仏教への介入問題

 

地球上のどの地域にも、独自の言語があり、

またそれぞれ独自の文化があります。

 

それは、その地域で暮らした人々

が歴史と伝統の中で培って来たものであり、

尊重されるべきものであることは、論を待ちません。

武力によって他民族の住む地域を支配しても、

人の心は支配できません。

 

占領者であっても、

人の心の拠り所である信仰や文化に介入すべきではありません。

 

中国共産党/中国宗教事業局は、

チベット仏教第2位の高僧パンチェン・ラマ11世の選定に介入しようとしています。

(次期ダライ・ラマ法王の選定もです)

 

 しかし、先に述べたような普遍的、

かつ世界の常識的な観点から言えること。

 

それは、チベット人の心の拠り所である信仰や文化は、

固有のものとして尊重されるべきであり、

占領者が介入すべきものではない、という事です。

 

もし本件を、国際社会が許してしまうならば、

人々の自由、平和な暮らし、希望ある未来を奪うことを、

世界が認めてしまうことになります。

 

以上の理由からも、中国共産党/中国国家宗教事業局による

チベット仏教第2位の高僧パンチェン・ラマ11世の選定介入に対し、

ここに断固とした抗議を表明いたします。

 

 

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