インド仏教徒と世界を繋げたい

<写真は改宗式のディクシャブーミ>

 

治療デモンストレーションの様子はこんな感じ……

(一部だけご紹介すると)

 

 

 

 

 

 

<肝性腹水のおじさん>

 

 

 

 

 

 

<翌日、ずいぶん様子が良くなっていた>

 

 

 

 

 

<お母さんの膝の痛みを治す>

 

 

 

 

 

 

<次はお姉さん。何だ、家族全員か>

 

 

 

 

 

<シーク教の人のおじさんへの出張治療。

インドに出張したから、出張の出張か?>

 

 

 

 

 

 

<夜はご馳走してくれるアミットさん>

 

しかしなあ…….

いくらデモンストレーション治療していても、

肝心のミッションが進まない……..

 

なので、焦る僕は時おり、

まるで檻に入れられたクマのように、

部屋の中を歩き回った。

 

僕がインドに抱えて来たミッションを具体的に述べよう。

 

まず1つ目。インド仏教を世界と繋げたい。

 

そのために僕が考えていたこと。

 

それは、「希望の火」をインド仏教の中心地である

このナグプールに常灯し、

それを24時間インターネットでLUVE映像を観せる。

 

特に仏教徒への改宗式には、

インド中から100万人もの人が集まると言うから、

その情景をインターネットで、

希望の火と絡めて世界の仏教徒たちに観せたい。

 

前々回のブログで述べたが、

インドで仏教徒になるのは、

不可触民の人たちである。

 

彼らが、どんな状況にあるのかを、

世界の仏教徒は知るべきだと僕は思う。

 

インド仏教徒の存在と、

なぜ彼らが仏教徒になったのか。

また、仏教徒に限らず、いわゆる不可触民たちが、

(特に農村部の)どんな扱いを受けているか。

 

これらについて、世界の人々が知ること。

 

それは、インドの精神に、

垢のように巣食っているカースト差別という悪癖を、

少しでも払拭するのではないか? 

 

僕は、そう願っているのだ。

 

それで……希望の火を常灯するのは、

改宗式のあるディークシャーブーミの仏舎利塔か、

アミットさんが事務局長を務める、

佐々井上人在住のインドラ寺院が理想だと思う。

(こちらにはネット環境がある)

 

何せアミットさんは、

インドラ寺院の事務局長であるだけではない。

 

寺の維持経費を全部、払っている大旦那なのだ。

 

さらに、朝晩、佐々井上人の食事を運んでいる。

 

夜のスープも、自分で作って運んでいるのだ。

(佐々井上人好みの日本米に近い

イラン米を特別に手に入れ、

炊いているそうだ)

 

そこまでやっているなら、

簡単じゃん。と僕などは思う。

 

しかし、それが難しいらしいのだ。

 

寺の委員会は頭が硬く、

何事も、佐々井上人がウンと言わない限りは、

ダメだそうだ。

 

しかし、佐々井上人に

「希望の火」の常灯についての話をしよう、

とした僕らの試みは、

前々回のブログで述べたように

一旦、頓挫した………

 

(佐々井上人は6月、

京都センターに来ることになっているので、

「持ち越された」ということである)

 

 

 

 

 

 

<佐々井上人の出発前日に、あえて話はせず、

挨拶だけに行った時の最後の会見。

この時は、極めてご機嫌がよろしかったが……

希望の火の話ができない僕は、ちょっと

…..笑顔にムリがあったかも ^ ^;)>

 

 

そして翌日は、アミットさんの親戚の婚約式に招かれた。

 

遠い所にあるので、一日がかりになるが、

もちろん僕は、出席させて頂くことにした。

 

(日本では、まれに結婚式に招待されても、

なるべく辞退させて頂いたりするのだが)

 

しかし、到着してすでに4日目になろうとしているのだ……

と、僕は焦る。

 

他にも多くのプロジェクトや

案件を抱えている中で、インドくんだりまで来たのだ。

 

意味のある滞在にしたい…….

 

というのが、僕の偽らざる切実な願いであった。

 

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