物事がうまく行ったあとは、必ずその副作用として、マイナスの出来事が起きる。
これは、”俺の力だわい!”と心に「奢り」が生じるためだ。
人間だから多少は仕方がないとも言えるが、
たとえものごとがうまく行っても、
できれば、自分の力だなんて、つゆほどにも思わないようにしなければならない。
なぜなら、成功の副作用によって生じるマイナス(成功の副産物)をどこまで少なくできるかは、
その人が、その成功をどの程度、”周囲の人たちのお陰様”であり、
また”神仏の加護による力”だと認識しているかによるからだ。
何れにしても、自分の力でできることなんてたかが知れている。
出会いも運命も自分では創れない。
成功はすべからく他の人のおかげ様であり、神仏のお陰様なのである。
それに、おごり高ぶっている奴のことを助けたり、応援しようと思う人はいない。
それは、神さまや仏様だって同じだ。
人間、神様や仏様に応援してもらえるような人、
周囲の人に応援してもらえるような、
謙虚で感謝に溢れる人にならなくてはならないな、
と自戒をこめて想う。
合掌
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