果たしてインドで、二千年ぶりの大乗仏教革命は起こるのか?

アミットさんが、ついに革命を起こした!

ことの流れはこうだ。

 

……初めて体験した「希望の火ワークショップ」に

勇気が出たのだろうか、

それからのアミットさんは、

怒涛のようにワークショップのスケジュールを組み始めた。

 

まずは、インドラ寺院(佐々井上人居住)が運営する寄宿舎で、

女学生たちに向けたワークショップ。

 

僕は、気を応用した、合気の技を含めたワークショップを行った。

 

ダリット(不可触民や、仏教徒など、被抑圧カースト)の女性たちは、

田舎では、常にレイプなどの危険にさらされている聞いたからだ。

 

<ツボを押すだけで倒す体験>

 

 

 

 

もちろん、そこから進んで、

利他の心がどのように自分の心身を強くするかを

実地に体験してもらった。

 

 

 

 

 

さらには、それがいかに自分の良き運命を作っていくかなどを、

からだを通して実感してもらった。

 

<癒しにつながることも体験してもらった>

 

 

 

 

 

<その場で決めた通訳の学生さん。頑張ってくれた!>

 

 

後で聞いたら、「昨日のワークショップもだけど、皆んな凄くハッピーだった」そうだ。

 

 

 

 

 

この2つのワークショップで、すっかり自信を得たのかアミットさん。

 

何と僕が、佐々井上人のお寺であるインドラ寺院で、

法話とワークショップをする、という話を

寺の運営委員会とつけて来たのだ!

 

しかも、朝のお勤めが終わった後だから、

数十人も善男善女がいる状態のところである。

 

皆、そのまま残っているから、

そのタイミングでやって欲しい、という。

 

なんと!

 

果たして、大丈夫なのか?

 

これはアミット革命ではないのか!?

 

と思ったが、もうこうなったら、後へは引けない。

 

皆さんに、「希望の火声明のマントラで、どう実際に、

身体の痛みが取れるかを体験してもらおうじゃないか!」

と、僕は覚悟を決めた。

 

 インドラ寺院での法話&ワークショップ

 

 

 

 

 

<最後は皆さん、晴れ晴れとしていた>

 

 

 

まずは、大乗仏教について少し話した。

 

「ここナグプールは、龍樹菩薩がいらしたところですよ。

 

龍樹菩薩は大乗仏教を大成した人です。

 

大乗仏教が、上座仏教とどう違うかと言うと….」.

 

何てことを、少しだけね。

 

僕が、なぜかこんな話をしたのか?

 

それは、アミットさん曰く、

「インド仏教と言っても、残念ながら、

大乗仏教も上座仏教も、学んでいる人も、

説いている人もほぼいない。」

と言うことだったからだ。

 

僕は、”何とそれはもったいない。

ならまあ、少しでも……”と思ったのだ。

 

その後、何をやったか?

 

まず、どこか痛い人はいないですか?

と皆さんに聞いた。

 

 

何と、ほぼ全員、どこかに痛みを持っている。

 

よし、この痛みがどうやったら取れるのか?

実体験してもらいましょう!

 

と言うことで、4人で1グループを作ってもらった。

 

そして3人が1人を囲み、

囲まれた1人は、どこが痛いかを皆に伝える。

 

 

そして3人は、まず利他を祈る。(相手や人類の幸せなど)

 

そして痛みのある箇所に、仏の像(特に顔=相好)をイメージする。

 

 

その状態の中で、希望の火声明のマントラを唱えるのだ。

 

サンプルとして、最初に1人、僕の前に出て来てもらった。

そして、全員でその人のために祈り、イメージし、唱えた。

(美しいメロディが、会場に響き亘った)

 

 

わずか3分弱ほどだが、その後、サンプルの方に聞く。

 

痛みはどうですか?

 

 

”何だか、軽くなりました”と。

 

これでみなさんも、自信を持って進められるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして順々に皆で祈り、イメージしながらマントラを歌い唱え、

癒し合ったのである。

 

その後は、グループで、どのように痛みが取れたかなど、

それぞれ自分の体験を話してもらった。

 

最後は皆んな、晴れやかな顔をしていた。

 

 

こうして僕は、1)利他の祈り、2)仏様をイメージする、3)マントラを唱える

という、大乗仏教の手法が、真実であることを、

インド仏教徒の方々に、実際に体験してもらうことができた。

 

……..そしたら何とアミットさん、夕方は別のお寺でも、

僕の法話とワークショップを!

 

 

結局、後半戦には、怒涛のワークショップが、

何と通算5回も開催された。

 

もしインドで、大乗仏教革命が起こったら

2千年ぶりだろうなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

<ポップコーン、マンゴ、ミルクなど、あまりに尊いお布施を御供養頂きました。

まさに”三拝九拝”の想いである>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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