かつて神風特攻隊員だった、
呉正男さんという台湾出身の人がいる。
僕は、NHKの記事
『熱烈に希望した特攻隊員
“不思議な女神”を心の支えに
「必ず生きて帰る」と誓った』
を読んで知った。
そこに
”台湾人の慰霊碑を建ててほしいんだよ。
お寺でも、どっかの神社の隅っこでも。
僕がもし死んでいたらね、
誰もお参りしてくれんでしょう”
という言葉が載っていた。
僕は、心の痛みを覚えた。
<ご自身の体験を話される呉正男さん>
(高校などでも講演されることがあるそうだ)
そしてその言葉が心の中で反芻し、
いつまでも響き続けた。
忘れられなかった。
ついに、
何とかその願いを叶えて差し上げたい、
台湾人元日本兵の慰霊碑を建立したい、と思った僕は、
アースキャラバンの仲間とも相談の上、
「李登輝・友の会」を通じて呉さんに手紙を送った。
そして呉さんとは、電話でお話しさせて頂き、
僕らの気持ちを伝え、近くお会いすることになった。
これからどんな出会いになるのか?
天にお任せするのみである。
呉さんのように元日本兵だった台湾人の数は、
軍属も含めると約21万人もいて、
約3万人が亡くなったという……
以下は、僕が読んだNHKの記事である。
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