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霊的回向のメリットについて、
少し具体的に分かり易いものを述べてみよう。
自分の「氣のからだ」にもたれかかっていた
(肉体に入り込んでいる場合もあるが)
救われない諸霊が、
諸仏菩薩によって救済される(その情景は美しいものだ)と、
身体が軽くなり心は平和なる。
救われない諸霊には、
必ずと言っていいほど邪霊(悪霊)が
随伴しているので、なおさらである。
ところでこの邪霊だが、
誤解のないように述べておくと、
人間が堕ちて成った存在ではない。
カルマが人から独立して、
独自に動き回って活動するようになってしまったものだ。
邪霊(悪霊)が単独でやって来て、
「氣のからだ」に入り込もうとしてくる場合もある。
そんな邪霊(=魔)は、
こちらの氣(生命エネルギー)を吸い取って来るので、
少々、タチが悪い。
(カルトに入り込んでいる魔は、そんな感じ)
いずれにしても、
邪霊(悪霊=魔)は、救う対象ではない。
(ただし、かつて僕が霊的回向の法を学んでいた体系を作った師匠は、
”悪霊の中でも、わずかに救われるものもある”と言っていたそうだ。
僕には、そこの所はよく分からないが、
一応、情報として述べておく。
誰か分かったら教えて欲しい)
魔そのものが強烈に氣(生命エネルギー)を吸ってくる場合と、
魔が人をコントロールして、
こちらの氣を吸わせてくる場合とがある。
前者の場合は、魔の浄化を回向するだけで良い。
しかし後者の場合、コントロールされている人は、
目覚めて変わらないと、やがては病気になってしまう、
というのが、1つのおきまりのパターンである。
(なので心から、その人が1日も早く変わってくれることを、
切実に願わざるを得ない)
まあここで、話を戻すと、
最も分かりやすい霊的回向の具体的なメリット(功徳)は何か?
それは、よく眠れるようになることである。
そりゃまあ、そうだ。
気のからだに、諸霊や邪霊が入り込んでいる中で、
良い睡眠が取れることはまずない。
自分の経験から言うと、
霊的回向の修行を始めた19歳の頃のこと。
3か月して突然、気づいたのは、
”自分が生まれてこの方、
安らかに眠ったことが一度もなかった”ことだ。
つまり、その時、僕は生まれて初めて、
”ぐっすりと気持ちよく眠った”という体験をしたのである。
長い間、(それこそ子どもの頃から)
気のからだに入り込んでいた諸霊が天上界に救われ、
また邪霊が殲滅浄化されたからだと思う。
また、やはり同じ頃だが、
深夜、比叡山で道に迷い、魔たちに(恐らく)、
何度も何度も崖まで導かれて、
危うく転落しそうになったことがある。
(諸霊も多かった)
結局、その翌日の昼に比叡山の山頂に着いた。
そして、その後、山を降りて、京都市内の寺で、霊的回向の行に参加し、
すっかり心身が楽になった。
(そこの寺は、表向きは伝統仏教だったが、
裏では、僕が学んでいた霊的回向の法を行じていた。
その頃はいくつの寺が、霊的回向に参加していたのだ)
驚いたのは、そのままお寺に泊めてもらったら、
何と、11時間もぐっすりと眠ってしまったことである。
そんなことは初めてだった。
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