音楽フェスといえば? “グラストンベリー!”と応えるほど有名らしい

<写真はフェス側が出した看板で、日本語訳は、

「グラストンベリーの希望の火に祈りを加えてください」

 

話は、6月23日に遡るが、現地に入った途端、

まったく作業ができなくなってしまった。

(ブログも法話も)

 

…….と聞いても何のことを言っているのか、

読者には通じないから、

事情を説明させて頂こう。

 

現地というのは、グラストンベリーのことで、

ここで毎年、大きな音楽フェスティバルが開催される。

 

どのぐらい大きいかというと、約25万人の来場者である。

 

そんな規模だから、昨年はエルトンジョンが出演したし、

ポールマッカートニーも出た。

 

実は僕は、音楽をやっているけど業界には全く無知である。

 

…….というよりは、思考も知識も音楽の石器時代で止まっている。

 

だから、「今年はコールドプレイが出るよ」と言われても

「知らん。何それ?」という感じ。

 

言われて初めて、『コールドプレイ』なるバンドをYouTubeで観た。

(今年は、現地でライブが見れた)

 

伝説のヒッピー音楽フェスである「ウッドストック」は知っていても、

(エヘン! リアルでその時、ニューヨークにいたのだ)

 

グラストンベリーは知らなかった。

(どうやら、音楽をやっている人で

グラストンベリーを知らない人がいないようだけど)

 

僕は、岡野弘幹さんというミュージシャンから、

初めてその存在を聞いたぐらいである。

 

ところで、グラストンベリーフェスは歴史が古い。

 

ウッドストックの影響を受けて始まったようだ。

 

だから数日間のフェス開催中、

参加者はウッドストックと同じテント生活である。

 

話を戻すと、その岡野さんは、

約20年前に『原爆の残り火』をグラストンベリーに持って行った。

 

そして、それ以来、ティムという人が現地で灯し続けている」という。

 

今から考えてみたら、2015年にとてつもない苦労をして、

日本からヨーロッパに原爆の残り火を持って行った。

 

でもその時、イギリスのティムから分火してもらえば、

簡単だったのだ。

 

(とは言っても、その時は、

ティムがイギリスで原爆の残り火を灯していることなんか

知らなかったしなぁ……)

 

ある日、僕は、「イギリスのグラストンベリーに、

ティムという人が原爆の残り火を灯しているそうだよ。」と、

希望の火ヨーロッパ代表のアリスに伝えた。

 

アリスも2015年以来、

原爆の残り火をウィーン近郊の自宅で灯して来た。

 

そしてその後は、「希望の火」を灯し続けているのだ。

 

どのような伝手をたどったのか知らないが、アリスは、

さっそくティムの友人であるダナ

(グラストンベリーフェスのオルガナイザーの1人で、

TV局に勤めている)に連絡したようだ。

 

何せアリスは、行動派である。

 

僕らアースキャラバンは、

2019年に原爆の残り火をバチカンに持って行き、

ローマ教皇に吹き消してもらった。

 

それは、アリスの凄まじいまでの行動力の結果だった。

 

(最初は、「ローマ教皇に個人的に会うなんて、

王族か首相クラスでないとムリ」

と教会の人に言われたそうだ)

 

アリスは、いつの間にか、

ダナと友だちみたいに話すようになっていた。

 

さて、そこからどうなったのかというと……..

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