生きていると、時々がっかりすることが起きる。
実はその時は一瞬、いっそ全てを諦めて、
全部放り出してしまおうか、とさえ思いかける。
「自分さえ諦めれば、全て丸く収まるのだ。
この道は厳しい。
だから、この道を真摯に歩む他の人にしても、
自分が諦めれば、もう葛藤しなくて済むようになるのではないか。
そうして自分は安い所を旅して巡るか、
のんびりビーチなどで過ごせば良いのだ」
等々を考える。
しかし…….だ。
次に生まれ変わったら自分は何をするかと言えば、
きっと現在やっていることの延長だろう。
”前回の人生では、あまりにも大変で諦めたから、
今度は最初からやめておこう”とは、ならないだろう…..。
となると、人類に可能性がある限り、
挑戦しないわけには行かないのだ。
今はどうか?
もう人類に可能性はないのか?
わずかでも、まだ可能性はあるのか?
自分としては、可能性を認めないわけには行かない。
ややこしい言い方だが、
それなら、まだこの道を続けないわけには行かない。
少なくとも自分が諦めない限り、可能性はあるのだから。
「神への献身」という実話を元にした映画で、
”神様、私を自由にお使いください!”
と祈るシーンがある。(上の写真)
そんな気持ちである。
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