すでにFBに投稿してしまったんだけど、読まれていない方もいらっしゃるので、ブログで再投稿させて頂くことにする。
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「トゥルーマン・ショー」という、ジム・キャリー主演の映画がある。それは、生まれてこの方、自分が周囲によって創作された虚構の世界で暮らして来た男を描いた、コメディ・タッチの映画である。実は初めてパレスチナに入ったとき、僕はとっさにこの映画を思い出した。
決して大げさに言っているのでなく、自分があたかもこの映画の主人公のように、マスコミや教育によって虚構の世界に住んでいたことに気づいたのだ、、、。
ウソの世界に住んでいることが不幸だとは言わない。死ぬまでウソを信じ続けて生きるのも人生だし、むしろ真実を知ることの方が大変かも知れない。
ただ僕は、死ぬまで虚構の世界の中で暮らす人生には耐えられない。そして他の人のためにも真実の入り口を作っておきたい。そして入りたい人だけが入って欲しい。入り口が塞がってしまうまでに、、、、。
http://earthcaravan.jp 内の「アースキャラバン中東」の情報をご覧下さい。(参加の問い合わせは、ryokyu.music(ここに@を入れて下さい)gmail.com でも大丈夫です)
さて、自分語りで恐縮だが、九州を歩き巡って京都でライブして、明後日からは東京で帰ったらもう中東行きが待っている、、、、。
あんたの理想が高すぎるんだよ、と言われたらそれまでだが、自分の無意識を世界に晒しているようなライブ演奏は、
いつも精神的には血まみれになっているような気がする。
繰り返しで、これまた恐縮だが、もちろん、”あんたの理想が高すぎるんだよ”と言われたら、本当にそれまでなんだけど、、、。
でもなあ、、、、もっと、ぶっ飛ぶようなすごい空間が生まれるはずなんだよ。
それにいつか、じゃダメなんだ。今できなきゃ、、、。
たとえ血まみれであっても、ぶざまな姿をさらしていようとも、歯を食いしばってでもやらずにはおれないのだから、僕にとって音楽は、やはり「”永遠においでおいで”のデーモン」(太宰治)なのである。(例によって、写真は本文とは無関係です)
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