12月31日 “そういえば大晦日”

クルスクル村のUNI小学校に行く。(ここは車で40分ぐらいなので、行くのは楽である)

4人の先生がいて、ラカイン語を教えている校長は、僧侶である。

ラジョーさんの通訳で、これからどうやって、全17の村に支援を広げていくかの秘策について話す。

さて、その後は、ラジョーさんが先生たちにゲーム、CHATRANGA を教える。

すると、僧侶の校長まで、“ボッカーン”とか言いながらやっている。真面目な顔しながら面白いぜい、この人!

<おもしろ〜い!>

<そうか、こう動かすのか>

<キミ、もっと戦車を前に出した方がいいよ、とか口出しする校長。戦略眼センスあり、と見た!>

“後で子どもたちに配って教えて下さいね”と、何セットか置いていく。

 その後、各教室を回る。子どもたちに、ちょっとした心の持ち方で気がパワフルになる方法を教える。

そしたら驚いた! 案外みんな、喜んでやっているではないか!

ああ、そうか! これからは、タオサンガでやっていることを、気軽に、どんどん広げていったらいいんだな、と納得!

<おみやげを配ると、、、>

<緊張している子と、後で笑っている子とか>

<最初はいろいろだけど>

<最後はみんな、やっぱりみんなうれしい>

ラジョー家に戻ってお昼を食べた後は、ラジョー氏のお勤め(日本のお経)の練習につき合う。

なにせ夜は、学生たちも集まって、ミニ年越し念仏をやる予定になっている。ラジョーさんもリーディングするので、気合いが入っている。

ラジョーさん、最初の頃は、声がやたらでかいだけで、メロディも読み方もいい加減だった。でも、ずい分うまくなって来た。

彼は今、スカイプという、複数で同時に話せるパソコン電話で行う、お経の練習会に毎週参加しているからである。

ちなみにこの練習会は、ヨーロッパ、カナダ、日本、バングラデッシュをつないでやっている。

 その後、意を決して(というほどでもないが)シャワーを浴びる。バングラデッシュに来て以来、はじめてである。

ラジョーさんが、お湯を入れたバケツを持って来てくれる。それを少しずつ水でうめながら、久しぶりに土ぼこりにまみれた身体を洗う。

ああ、ありがたや。今日の夜は念仏会だもんな。さっぱりしなくちゃ。

 そして夜、ミニ年越し念仏会。最初僕は、2、3人でやるのかと思っていたが、十数名も来て驚いた。

そこで最初は、気の体験ワークをしたり、念仏について説明したりした。

その後、1時間ほどお勤めを行い、 終わったあと、お父さんといった感じの人が、“念仏をしていると幸せです”と微笑む。

近くにいた2、3人の人も、そうやな、と言った感じで、うなづいている。、、、僕の心には、しみじみとした幸せ感が広がった。

、、、 念仏を終え、人々が大音量で音楽を流して騒いでいる中を歩く。ふけていくコックスバザールでの大晦日の夜。

僕の心の中には、静けさと幸せがあった、、、。

続く