ウィーンから帰国した翌日にはもう島根に向かっていた。日頃、和田寺をお世話して下さっている集落の方々とのお約束で、年に一度は法要をすることになっているためだ。
実は和田寺には散骨ができる仏舎利塔を造るという計画があり、その下見もあった。建設プロデゥーサーは、大学で建築を学んだ通称ジーザスのしゅんやさんである。
和田寺は全国一過疎が進んでいる島根県の中でも、さらに過疎が進んでいるかも知れない秘境匹見にある。それでも、集落の方々は和田寺をお世話して下さっている。法要をすれば集まって来て下さる。本当にありがたく、合掌する想いで僕らは彼らを迎える。そして法要後、ボランティア指圧をして差し上げている。
年に一度の和田寺の掃除と法要、集落の方々との歓談。また、仏舎利塔計画についての相談などで2泊3日を過ごした。
帰りは広島に寄り、心優しきアースキャラバン実行委員長で、熱きチャトランガ広島支部長の伊藤憲正さんとミーティング。
帰京したすぐその後には、東京でクラスだった。
2日間のクラスを終え、パレスチナのキリスト教人権団体のオマールに紹介された、MIsawa Yoshinoさんという不思議な女性とお会いした。イギリス留学の経験があり、キリスト教がバックグラウンド。パレスチナで通訳したという。後日、彼女はアースキャラバンのドキュメンタリー映画「 BE FREE」に10人も連れて来て下さり、僕も監督も大感激だ。
京都に帰って来たら、タオサンガ道場にニクアグラから家族での来客があった。幼い子供達までが大人しく1時間半の念仏三昧を勤めめ上げたのにはびっくりした。時代は進んでいるんだなぁ、とつくづく思った。
そして週末には、ライブ演奏のため長野県の大鹿村に出かけて行った。(こう書くと、なんて忙しい奴なんだ、と思う)
白状すると、後で演奏のビデオを観てみたら理想とのギャップに愕然となってしまった。それから、まんじりともせずに考え抜いた僕は、”もうこれしかない!”とばかりに、ある秘策を思いついたのだった。
大鹿村の帰りには岐阜により、今構築中の新しいSNSについて、通称シモンと2日間ミーティングした。疲労困憊するほど頭を絞り抜いたら、最後にアイデアが出て最後のパズルがはまったのだった。
さて、ここからが本題である。(前置きが長くなって申し訳ないけど)
実はここ数年かけて、99%(※注)のための新しい世界的なSNSを構築中である。今の世の中は、金融支配による格差社会のため、巧みに人を操るのが上手い人間が生き易い世の中になっている。
※注:99%は ”ウォールストリートを占領せよ”のスローガン「We are the 99%」から来ている。
でも僕は、利他によって人と人が繋がり、利他する人が生き易い社会に変えたいのだ。
そのためには、世渡り上手な人ではなく、「利他の評判指数の高い人がより生き易くなる」世の中にしなくてはならない。
そして今、そのシステムを組み込んだSNSを創っているのだ。(GAMEチャトランガは、このSNSの離陸を助ける)
それは、誰もが息苦しさを感じている世の中を変えたいから。みんなで利他社会を構築したいから。 人類の魂を再生を心から願う一人としてそう思うから。
利他によって人と人が繋がり、より生き易い世の中を創るためのSNSが”SHARE99″だから、完成した暁には、読者の方々にも、ぜひユーザーになって頂けたら、と願う。
ああ、つい熱く語ってしまった。ふう〜(気恥ずかしさで、汗)
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