国際サンガ・フォーラム(スピーチの内容は?)

—————以下はスピーチ原稿(冒頭と最後のみ)———–

  

英語で原稿を書いたので、

冒頭と最後のみ翻訳しておきたい。

 

A unique way to share the Dharma

  in the 21st century 

 

『21世紀において仏法を分かち合う

ユニークな方法について』

 

はじめに

僕の人生における最大の喜びは、

人々の利他心に触れることです。

 

すべての活動の動機は、

人に良きことをもたらしたいと願う人。

 

また、それを人生の目的とする人、

そんな人々と出会って、協力し合い、

共に世界を変えて行くこと。

 

その一点に集中しています。

 

僕は、ティーンエイジャーの頃、

人生に苦しみ抜きました。

 

学校からドロップアウトし、自己破滅的で、

自分の心身をボロボロに傷つけ、

ドラッグすらやっていました。

 

一体、どうやって生き延びたかすらわからないほどです。

 

18歳のとき、偶然、仏教に出会い、修行を始めました。

 

やがて、苦しみ、病んでいた心が、徐々に癒されていきました。

 

…….そして3年後、阿弥陀如来/宇宙大霊の大愛に触れました。

 

その体験によって、僕の精神、身体、人生は大きく変容しました。

 

いつしか存在自体が、喜びにあふれ、創造的で、

希望に満ちたものへと変わったのです。

 

それ以来、如来の大愛を他の人々と分かち合いたい、

と切実に願うようになりました。

 

同時に、いつも、人生に苦しんでいる人々が癒されることを願い、

また、人々の利他心が目覚めることを願うようになりました。

 

僕が僧侶になったのは、

阿弥陀如来の大愛に生きる修行を

人々に分かち合うためでした。

 

その内容をごく簡単に言えば、以下の3つになります。

 

如来を観想(イメージング)すること。

マントラを唱えること。

そして、すべての生きとし生けるもののために祈ること。

 

そして僕は、人々が修行に入るベストな手立てを、

ずっと探していました。

 

最後には、運よく、偶然に、

「人々が、言葉ではなく、

自分自身の身体と心で、

修行の大切さ理解するようになるメソッドを

発見することができたのです。

 

<この後、説明を加えながら気のデモンストレーションを行う>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<終わりに>

最後に、ここにいる私たち全員にとって、

最も大切なことについて

お話ししたいと思います。

 

先ほど述べたように、

他者のための祈りは、

誰の人生にとっても、

良き未来の創造のためには必要です。

 

また、その祈りは、修行の結果として、

常に無意識レベルになるべきものです。

 

もしそうなれば、人は自然に他の人々を想い、

その苦しみを抜き、幸せを与えるように

と行動するようになります。

 

そもそも仏教は、自他一体の世界です。

 

そして、私たちは、無意識の根底において、

1つの心を共有しています。

 

だから、他者の苦しみは、

私の、そしてあなたの

心の底に反映しています。

 

だから、他者の問題は、私の問題であり、

そして、あなたの問題でもあるのです。

 

もし「自他一如」に目覚めたなら、

その人は、抑圧に苦しむ人々のことを

決して忘れることはありません。

 

そして、彼らを手助けするためなら、

どんなことでも、それを「自らの使命」として

喜んで行います。

 

僧侶とは、

「自他一如」の生き方の見本となる存在だ、

と私は信じています。

 

だから僧侶なら、他者の自由と幸福のためなら、

どんなリスクでも喜んで負うはずです。

 

だから私は、ここにいる皆さん全員に、

伏して乞いお願いします。

 

中国共産党のチベット仏教への介入に対して

どうか、立ち上がって、反対の声を上げてください!!

 

そして、僕は信じています。

 

苦しんでいる人々のために取る行動、

抑圧下にある人々の状況を変えるための努力は、

この苦しみに満ちた世界を、

浄土に近づけるのだ、と……。

 

それは、今この時代の世界に、

人間として生まれたすべての者の使命なんだ、と。

 

……最後に、ここにお集まりの皆さまに

謹んでお願いいたします。

 

どうぞ、世界のすべての人々の

明るい未来を、お祈りくださいませ。

 

どうも、ありがとうございました。

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で、肝心の聴衆の反応なんだけど……..  (続く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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