2016年7月の記事

いろいろ重圧がかかってくる、アースキャラバン中東の準備

2016/07/09 Categories: 未分類

1)

昨夜、居酒屋でカナダからの電話を受けた僕は、酔いもあって躍り上がらんばかりに喜んでしまった。

ローレンスからの朗報だったのだ。

「イスラエル人とパレスチナ人が合同で行進する平和活動をしているラビ(ユダヤ教聖職者)と連絡がついた。

それで、8日にエルサレムで一緒にイベントしよう、ということになった」と。

イスラエル人とパレスチナ人、それに日本や海外からの参加者が加わり、エルサレムで一緒に「広島原爆の残り火」を持って合同のお祈りをしたり、音楽を演ったりすること。

これらは、僕らが最初から抱いていた念願だったのだ。

*平和の火は、原爆が落ちた日から70年間、絶やされることなく燃え続けて来たもの。

イスラエル人もパレスチナ人もいろいろ呼んで来てくれるらしい。

Crowd-marching-other-way

<実際にはどんな感じになるのだろうか?>

 最初は9日(長崎の日)にイベントがしたかった。

だが、その日に帰国してしまう日本人も多い。(日本、カナダ、イタリアから30人ほどが参加の予定)

このため、やむなく8日になったのだ。

 

2)

街を上げてのお祭り、ベツレヘム・フェスティバルで演奏することになっているので、その練習も欠かせない。

しかし、中東アースキャラバン・プログラムについて現地との話しも詰めていかなければならない。

幸いヘブロンの「YES シアター」スタッフのスライマ女史が、献身的に協力してくれている。

昨年の8月初旬、エルサレムにいた僕に突然このスライマからメールが入った。

“8月6日の広島の日に、「広島の犠牲者を描いた劇」の上映をするので来賓として来て下さい”、と。

僕は、”なぜ僕のことを知ったのだろう???”とハテナ状態だった。

まあ、何か新しい展開があるかも知れないからね、と原爆の残り火が灯っているランプを持ってヘブロンに向かった。

劇のあと、パレスチナの子供達が、「日本は原爆被害から立ち直って、復興して凄い!」と次々に手を上げて発表していたのが印象的だった。

スライマ女史とは、それ以来の付き合いである。

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<YES 劇場>

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<劇の上映後、みんなが意見を述べる>

一昨日は、スライマ、ローレンス、とSkype(コンピューター電話)会議を行なった。

難民キャンプ訪問や、中東の真の現実を体験するツアーなどもまとまって来た。

でも、5日のデモ参加は?(これは個人的な行動だけど) 6日は?

これから考えて、現地に連絡して、話し合って、という作業がまだ続く。

しかも! 今年はローレンスは、アースキャラバン・ケベック(インディアン居留地を巡る)の準備があるため、中東には来れない。

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<ローレンスと劇場に向かった時のタクシー>

もともと中東ツアーは、僕とローレンスとオリバー(オーストリア)の3人で立ち上げたものだった。

しかし、今年の中東ツアーにオリバーは来ない。昨年のアースキャラバン・ヨーロッパと中東の準備で、「燃え尽き症候群」になってしまったのだ!

その上、これ以上、パレスチナ人が味わっている理不尽な苦難を見るのは耐えられない、とのこと。

否応なしに僕に重圧がかかって来ている。うぅ、、、。

なんか今日のブログには、笑いがあんましなかったな、とちょっと反省。←ま、考えたら、重圧がかかるなんて、アースキャラバンではよくあることだったよね。^ ^

とにかく朗報バンザイ! 実にメデタイ日であった。

 

 

 

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