2013年9月の記事

世界最先端にいるのは誰だ?

2013/09/17 Categories: 日記

この副題は、-Google 潜入ルポ-だが、これが「探偵は見た!」みたいな暴露記事だったら、ハードボイルドで少しは様(サマ)になるのだろうが、ある意味、まるで“のどか”で、しかし個人的には緊張するできごとだった、というだけの話であることを、最初におことわりしておきたい。

“のどか”というのは、宇宙人(注)が働いているIT企業が、「両親を仕事場に招待しようDAY」(Take Parents to Work)なるものを設け、招待された僕が、のこのこ出かけて行ったからである。

※注/宇宙人というのは、僕の息子の結万(ゆうま)のこと。詳細は、6月のブログ「宇宙人 vs 変人」endo-ryokyu.com/wp/?p=3225 をご参照下さい」)

この日は、米国本社の社長も含めて、世界各地の社員たちは両親を会社に呼んでいたそうだ。(本社現地の映像がネットで、実況放映されていた)

企画は、社員が仕事を休んで1日、自分の両親に付き添い、社員食堂で一緒にランチを食べ、ともどもワークショップを受け、会社を案内し、夕方にはちょっとしたパーティがある、というものである。

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<グーグルアースで火星を見る>

思い出すだけでも、うぅ、 実はかなり照れくさかった〜、、、。次第に薄れていったものの、夕方パーティでビールを飲むまでは、気分はまるで父兄の授業参観であった。(子どもの頃には、行ったことがなかったしなー。宇宙人、中学はやめちゃったし。高校にも行かなかったし)

しかも、六本木ヒルズなどという、およそ僕には不似合いな場所。だから会社の受付に行くその直前、僕は結万にメールを打った。

「服装を考えると、浮きまくると思うが、よろしくな」

ふははは。覚悟させておけば問題なかろう、というのが、僕の作戦であった。

そして僕は、作務衣で出かけて行った。(これでも自分にとっては、半正装なのである)

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<六本木ヒルズ>

もっともアップルのスティーブ・ジョブスをみてもわかるように、最先端のIT企業の人は、ジーパンにスニーカーとか履いて仕事をしているというイメージがある。だから、まあ大丈夫だろう、、、。

それに、もし仮に浮いたとしても、それはそれでしょーがないもんな。覚悟もさせたし。(←とか思ったのである)

実は僕、自分が精神的には、時代の最先端にいると思っている。(未来を前提に生きているので)だから、IT関係とか先端企業の人たちに対しては、あまり臆する気持ちはない。

でも、実は苦手なタイプの人たちがいる。それは、旧世代感覚の人である。いわゆる、家柄がどうとか、学歴がどうだとか、お金持っている奴がエラいとか、そういう精神フィールドに生きている人たち。そういう人相手だと僕は、何だかその場にいるのが申し訳なくなってしまい、まるで、しおしおのパーなのである。

僕は、社員はまあ平気だけど、きっと両親は旧世代感覚だろうなーとかを勝手に想像し、ああ、ちゃんとあいさつしなきゃなとかで緊張したのである。(うぅ、ちょっと情けなかー。そのへんを、そつなくできる人が、僕は心底うらやましい)

その上、ウワサの社員食堂はうわーカルチャーショックだなとか、六本木ヒルズの高層階はスゲーなとか、うぅ照れくさいなとか、広いな、まるで迷路で迷子になりそうだとか、まあ、そんなこんなで、心がいっぱいいっぱいの一日でありました。

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<世界最先端は誰だ? 宇宙人 vs  変人の闘いは、まだ続く>

今度は、「世界最先端の精神から今の時代を読み解く」というタイトルのエッセイでも書くことにしようかな?

例えばテーマは、”仏教ブームの背後にあるネット”や、“萌え系文化の意味”等々。実は、そんなところにも、現在や未来を読み解く種が、隠れているんですよ〜。

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目に見えない因縁のアレンジメント

2013/09/12 Categories: 未分類

僕の母親の名前は、春枝さんと言うのだが、息子(つまり孫)も含めてみんな春枝さんと呼んでいる。実は本人、最初はそのことを、どーたらこーたら言っていた。

だが今は、僕に送ったメールの最後に「春枝」と自分で署名しているから、きっと納得しているのだろう。ところで、春枝さんの年齢を僕はよく知らない。(忘れた)

春枝さんは戦時中、女子学徒動員で落下傘を作っていたそうだ。それで毎晩、空襲警報のサイレンを聞いては、防空壕に逃げ込んでいたらしい。(まあ当たり前だが)

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<こんな格好をしていたのだろう(推定)>

春枝さんは、“あの「ウー」っていうサイレンの音と、B29(米軍が使っていた戦略爆撃機)が「どーん、どーん」って爆弾を落とす音が、イヤなのよね〜”と言っていたことがある。(ただし春枝さんが言うと、あまり深刻には聞こえない)

春枝さんはお嬢様育ちなので、自宅に防空壕があった。僕は子どもの頃に行ったことがあるが、あの時代に、サンルームはあるし庭には池があったり、また老子っぽい石像まであるので驚いたことがある、というか子どもの頃はあの石像は不気味であった(残念ながら、おイエの事情があり、今はもうない)

春枝さんが、ある日、別の防空壕に隠れたら、そこに直撃弾が当たったことがあるそうだ。爆発していたら死んでいたけど、運良く不発弾だったから助かった、ということであった。まあその結果、自分も生まれることになったわけである。

 一方、僕の父親は海軍で駆逐艦に乗っていたそうだ。しかし米軍の魚雷攻撃で沈没し、漂流して助かったと聞いたことがある。

また末期の日本海軍は、人間魚雷(海の神風特攻隊)の志願者を、半ば強制的に募っていた。しかし部隊の中で、僕の父親ともう一人だけが志願しなかった、と春枝さんに聞いた。

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<人間魚雷『回天』。こういうのに一人で乗って敵艦に突っ込んで行くのって、自分だったら、このときどんな気持になるだろう?>

実は、僕は、まだ幼かった息子の結万(当時、小学生)と、「一体、勇気がなかったから志願しなかったのか、それとも勇気があったから志願しなかったのか?」と、父親が亡くなった後にディスカッションしていたことがある。

結万の意見は、“あの時代に志願しないのは、相当に風当たりが強いはずだから、よほど勇気がないと、志願拒否なんてできないよ”というものであった。

一方、自分の父親への反発心が強い僕は、“いや〜、そうは言ってもね〜”と、小学生の息子の前で、個人的感情むき出しの意見を出していた。(ようするに、僕自身が、しょーもねー、ダメ親父なのである)

しかし、もしかしたら、その僕の意見は、最初の仏教の先生(法蔵寺住職)が、元ゼロ戦のパイロットで神風特攻隊の生き残りだったことと、関係があるのかも知れない。

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<特攻隊の出撃を見送る女学生>

富永上人は、いざ出撃の日に「おまえは寺の息子だから、これから共に出撃する仲間のために、お経を読み上げてくれ」と言われ、お経を書いて読み上げていた。

ところが、しばらくしたら、終戦を告げる天皇の玉音放送があった。それで、出撃命令が解除になり、出撃しなかったのである。

そして戦後は、自分だけ生き残った、というやり場のない想いを持て余し、山に入って念仏修行に打ち込んだ、と人づてに聞いた。

さて、僕はどうしてまた、長々とこんな話を書いたのだろう? 昔話なんて、自分が一番キライなはずなのに。

実を言うと、アメリカ在住の日本人女性、すみこ・バイニンさんからの依頼で、沖縄戦時写真の返還プロジェクトに関わることになったからである。

そして僕は、すみこさんが(そして僕が)、今回このような役割を取ることになった因縁は、一体何なのだろうか?”と考えていた。

<祖父母や両親が生き残ったから今の僕たちがいる

春枝さんが隠れた防空壕を直撃した爆弾が、通常通り爆発していれば、僕はこの世に生まれなかった。

乗っていた駆逐艦が沈没し、漂流していた父親が運良く拾われなかったら、僕はこの世に生まれなかった。

終戦があと1日遅かったら、僕の最初の念仏の先生は特攻で死んでいたから、僕が今のように法話などしていることはなかった。(その人の法話が、今の僕の法話の下地なので)

先の大戦では、300万人の日本人が死んだのだ。僕の両親のように、運良く生き残った人たちがいるから、今生きている僕たちがいる。言うなれば、亡くなった人たちのお陰で、今僕たちが生きている、と思うのだ。

因縁とは、目には見えない背後の働きのことだから、このプロジェクトは、目には見えない、先の大戦で亡くなった人たちのたましいが平和を訴えている声を聴くことだ、と僕は理解している。

人生で起こるすべてのできごとは、因縁によってアレンジメントされている。だから、このプロジェクトの元になった、すみこさんの果たす役割もまたそうだと思う。

 そもそも、すみこさんのご祖父は戦死されている。ご祖母は、1日で都民10万人が焼け死んだ、3月10日の東京大空襲に遭った。

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<10万人の東京都民が、一日で焼け死んだ“東京大空襲”>

その結果、ご祖母は、命からがら残された家族7人を連れて田舎に疎開した。(その内の一人が、すみこさんのご両親のどちらかである)そして7人という大家族を養うため、やむなく栃木市の任侠の親分の庇護を受けて、芸者さんまでされた。

上野に稽古場を持ち、三味線と日舞の師匠までされるほど才能豊かな女性が、そういうことまでしなければ、生きていけなかった時代である。

しかしご祖母の言葉が素晴らしい。ご主人が戦死し、家も破壊されたのに、その口癖は「戦争のことは誰もうらんじゃ駄目よ。ほとんどのアメリカ人も日本人も悪くないのよ。政府同士が戦った犠牲者なのよ。」だったというのだから。(facebookやtwitter で流したいぐらいである)

 僕は、「沖縄戦時写真返還プロジェクト」に、“聴こえますか? 平和の礎となった、彼ら兵士たちの声が”という副題をつけた。

NPOユニのホームページに、すみこさんとのやり取りなどの詳細や、写真等を掲載した。ぜひ、ご覧いただきたい。そして、写真のご遺族が見つかる何らかの情報を頂けたら、心底、うれしく思います、、、。

 

 

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出版されたタオ指圧最後の書籍  「タオ指圧、究極の経絡メソッド」

2013/09/07 Categories: ニュース

賞味期限切れになる前に書いておこう、と思った。

実はこれ、先月上梓した、新刊「タオ指圧、究極の経絡メソッド」(ヒューマン・ワールド)である。

究極のメソッド (1)

僕としては、これをタオ指圧関連、最後の書籍にするつもり。タオの内容は無尽蔵だかから、もし、“以降も、、、”と思うのならら、もちろん永遠に書き続けることもできる。

でも、もうこれで8冊、9冊目だ。経絡指圧の創始者、増永静人先生だって著書は10冊ぐらいだったんだから、もうこれぐらいで十分かな、とも思う。

いや、というよりは、ずーっと以前から、時期が来たら指圧の本を書くのはやめて、仏教や念仏についての本を書いて行くことにしよう、と思っていたのだ。

タオ指圧の書物は、繰り返し読んでもらっても耐えられる内容として書いて来たつもりだし。(直接ではないが、“一か月間、タオ指圧関連の本一冊を、毎日繰り返し読み続けた”という話を聞いたことがある。著者冥利につきるとは、このこと、、、うぅ、涙)

それに、これからは誰か別の人がタオ指圧の本を書いてくれたらうれしい。

実は、この原稿を書いている間は、ホントーに大変だった。霊的にもしんどくて、実は途中、病いに倒れたほど。その時期は、毎日2時間しか眠れず食べれずに、苦しむという日々がしばらく続いた。

もしかしたら、これが東洋医学の内容を全部をひっくり返すような内容だからかも知れない。東洋医学カルマにも邪魔されているな、とは感じていた。

ここで言う“カルマ”とは、どんな文化にもある、歴史の中で生まれた「垢」のようなもので、邪気エネルギーのことである。もっとも、これを浄化するようなものが、何十年か何百年に一度は現れるというようになってもいる。

付属のDVD は、10年前に教材DVDを出すつもりで撮影し、未編集のままになっていたものである。

さて、ここで1つだけ面白いエピソードを書くことにしよう。DVDの1部に小児指圧の映像が入っている。このモデルは、妻のまゆさんと当時小学5年生だった息子の結万なのである。(“なんでこんなことさせるんだ”という表情が垣間見えるのが、ちょっとオモしろい。ちょうど、その年齢だったんだ)

そして、本の写真の基本手技3のモデルも、10年後の結万。こんなアイデア、僕が考えるはずもない。編集を手伝ってくれていた、まさとさんのアイデアである。

僕は、“そんな家族写真みたいな恥ずかしいこと、僕以上に結万もキライだから、やるはずないでしょうがー”と言ったのだが、まゆさんが思いのほかノってしまった(あぁ! 母親というのは、恥ずかしくないらしい。僕にしてみたら、心底不思議である)。

そして、まゆさんが結万に持ちかけたところ(おそらく、最後の本だとなんだとか言って、説得したのであろう)、意外にも“いいよ”と言ったらしく実現したのである。

僕にしてみたら寝耳に水であった。結万が説得に応じたのは、おそらく、卒業が危ぶまれていた大学を卒業して、気がゆるんだ一瞬のスキを、まゆさんにつかれたのであろう。そう僕は、推測した。女性と母親に油断してはいけないとは、どうやら知らなかったらしい。

さて、これ以上、アホなごたくを並べて読者の時間を奪いたくないので 、鈴木聡さんが書いてくれた書評をここに転載させて頂き、終えることにしたい。

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「世界と人生を変える書」

                        鈴木 聡

今の自分の人生に満足している人は、読まないほうがいい。

今の世界のままがいいと思っている人は、読まないほうがいい。

これからも今まで通りの人生を歩みたい人は、読まないほうがいい。

なぜなら、この本で、真実を知ってしまった以上、

今までの生き方を変えない、という選択はありえなくなるからです。

映画「マトリックス」で主人公ネオは、

青いカプセルか赤いカプセルを飲むかの選択を迫られました。

青いカプセルを飲めば、ベッドで目覚め元の暮らしが待っています。

赤いカプセルを飲めば、真実を見ることができます。

 主人公ネオは、赤いカプセルを飲むことを選択しました。

しかし真実を知ることは、同時に、苦難と冒険の始まりでもあったのです。

 この本は、まさにその赤いカプセルなのです。

 

 「経絡の認識が日常的になったとき、他者の苦しみが、”わがこと”となる(本文)」

この事実を知ってしまったら、もう人の苦しみを他人事にして放っておくことはできなくなくなるでしょう。

 「祈りによって現象が変わる(本文)」

この事実を知ってしまったら、もう世界の現象(戦争・飢餓・差別など)も他人事では済ませられなくなるでしょう。

 否が応にも、生き方や世界観の変更が迫られるのです。

 

過去の著作では、気や経絡の世界を、世間の人が少しでも抵抗なく理解できるよう、たとえ話

やユーモアを駆使して説かれていました。

 しかし、この本は、タオ指圧最後の本というだけあって、そういう飾りはほとんどありません。

 一番重要な世界の秘密が繰り返し繰り返し説かれています。

「目覚めなさい」と繰り返し言われているようです。

「覚悟を決めなさい」と決断を迫られているようです。

 

正直、大変そうだから、この世界には踏み込まない方がいいよ、なんてエゴの声も聞こえてきます。

 

でも、心の奥底では、真実を知れて本当に良かった。

真実を知らなかった頃には

二度と戻りたくない、と思えるのです。

 

世界はどんどん悪い方に進んでいる気がします。

グローバリズムは世界を人を蝕み、金儲けのための戦争も無くなりません。

原発をよその国に売ろうなんて人間が首相の国に住んでいます。絶望的です。

 

しかし、希望に満ちた、こんなすごい内容の本が、一般の本屋さんで買える時代にもなったのです。

 

夜明け前が一番暗いといいます。

陰極まれば陽になるといいます。

 

数千年に一度、数万年に一度の人類の進化の時期を迎えているのかもしれません。

 いや、この本を読んでしまったからには、

なにがなんでも進化するんだ、と覚悟を決めます。

 

 

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、、、僕は、“覚悟しなさい”なんて、誰に対して言うつもりもないし、言えるはずもない。でも、覚悟を決めた人の言葉がすがすがしく聞こえるのは、はたして僕だけだろうか?

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